Product Review : Burton Family Tree 2018 Working Stiff & Con Artist LimitedDecember 30 2017


バフバフパウダーシーズンにあわせて、今年はBurton Family Tree シリーズからリリースされている2モデルを店頭在庫しています。

2018 モデルの中でも試乗会での印象が抜群に良かったのが、Working Stiff です。

最大の特長は「フィレオフレックス」という、ボード本体を基本性能を損なうことなく部分的に薄くする技術を採用していること。

テールはスワローテールの特徴である抜群のヌケを再現しつつ、テールを使った粘りを同時に実現する、まったく新しい仕様になっています。

ノーズ周辺には厚めのプロファイルを採用、ばたつきを抑制することで荒れた地形などでの突破力をプラス。

154cmレングスながら、ディープパウダーからタイトなツリーや沢地形まで、オールラウンドにこなせるフリーライディングモデルです。


もう1本はホリデースペシャルとして店頭入荷してきたばかりの Family Tree Con Artist Limited Model。

Con Artist は今まで何度もリバイバルされている完成度の高いモデルで、152cmというショートレングスが生み出す高い機動性に 312/257/292mm とワイド&テーパーなアウトラインが生み出すデイープなパウダーでの十分な浮きを併せ持ったフリーライディングボード。

深い雪とタイトなツリー、タイトな沢地形でこそ、その性能を発揮する、日本の雪山で日本人ライダーが乗るべき究極の1本と言えるでしょう。

 

どちらも甲乙つけがたい、最高の2本と言えますが、改めて感じるのが Burton Snowboards の開発力の凄まじさです。

どんなに変わった、特徴のあるデザインを採用していても、道具としてのスノーボードに必要な性能である、曲がる、止まるができない、しにくいボードはリリースしない。

そこにリーディングカンパニーとして業界を引っ張るブランドのプライドを見ることができると思います。

この2本は米バーモント州バーリントンにある Burton Snowboards 本社敷地内に建っている、プロトタイプ工場、その名も「CRAIG'S」で生産されています。

「HANDMADE AT CRAIGS」これだけでグッときちゃいます。

ぜひチェックしてみてください。

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