Burton 2018 Sneak Peek Part 1 - Working Stiff 154 & Dump Truck 158January 31 2017

 

他ブランドに先駆けて発表となりました、Burton Snowboards 2018 モデル。

先週白馬で行われたディーラーショウでじっくりチェックしてきましたので、注目アイテムをピックアップしてご案内させていただきたいと思います。

今回、ボード、ブーツ、ビンディングと、ひと通り触ってみたり乗ってみたりした中で、特にグッときたのがボードでした。

Family Tree シリーズ縛りで5〜6本試乗した中で、特に良かったのが、Working Stiff 154 と、Dump Truck 158 の2本。

Working Stiff 154

Dump Truck 158

どちらもテールのヌケがよく、小回りの効いた動きが特長のボードなのですが、ただ動くというだけでなく、抜群のエッジコンタクト性能を持っていて、ボッコボコの硬めモーグルコブ斜面の上に新雪が15cmくらい積もったような、試乗会当日のコンディションでも面白いようにボードをコントロールすることができ、なかなかに感動しました。

Working Stiff 154 最大の特長は「フィレオフレックス」という、ボード本体を基本性能を損なうことなく部分的に薄くする技術を採用していること。

スワローテールの特徴を再現するようデザインされており、抜群のテールのヌケと、テールを使った粘りを同時に実現する、まったく新しい仕様になっています。

逆にノーズ周辺は厚めのプロファイルを採用、ばたつきを抑制することで突破力をプラス。

今回の試乗コンディションではその突破力の効果を実感することはできませんでしたが、よりタイトなラインや状況で助けになってくれそうですね。

Dump Truck 158 もセンターから両足ビンディングのちょい外くらいまではしっかりしつつ、そこから先、ノーズに向かってしなやかなフレックスを採用しており、一見堅そうなルックスからは想像できないくらい軽く、スナッピーな乗り味で、かなり調子良かったです。

急な斜面をショートターンで刻みたいような場面でもサクサク捌けるであろう、まさに高性能オールマウンテンヴィークルというかんじでした。

 2本の違いを比べると、Working Stiff の方がよりディレクショナルで、Dump Truck の方がよりディレクショナルツインチップというかんじ。

どちらも甲乙つけがたい、最高の2本でした。

 この2本を乗って改めて感じたのが Burton Snowboards の開発力の凄まじさですよね。

どんなに変わった、特徴のあるデザインを採用していても、道具としてのスノーボードに必要な性能である、曲がる、止まるができない、しにくいボードはリリースしない。

そこにリーディングカンパニーとして業界を引っ張るブランドのプライドを見ることができると思います。

Working Stiff は米バーモント州バーリントンにある Burton Snowboards 本社敷地内に建っている、プロトタイプ工場、その名も「CRAIG'S」で生産される唯一のモデル。

「HANDMADE AT CRAIGS」これだけでグッときちゃいます。

Burton Snowboards 2018 モデルのファーストオーダー締切は2月12日(日)

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ぜひチェックしてみてください!

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